Billiards ビリヤード

ビリヤード&ダーツ COMO-ROOMでは、
ポケットビリヤードとキャロムビリヤードができます。

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ポケットビリヤードとは

ポケットビリヤードとは

種目ごとに定められたルールに従ってボールをポケットへ落としていく競技。ポケットテーブルには四隅と両長辺中央の計6つのポケットが設けられており、ここへボールを落としていきます。

ポケットビリヤードのゲーム種類

ナインボール

ブレイクショットでポケットしても、ゲームの途中で偶然ポケットされても、とにかく9番ボールをポケットした方が勝ちという単純明快さと運の要素も盛り込まれたゲーム性が特徴ですが、もちろん技術も必要とされます。実は最小番号の的球から順番に当ててポケットしていくという制約を守りながら、最後の9番までミスせずに落とし続ける『ブレイクランアウト』(マスワリ)はかなりハイレベルなワザであり大きな見せ場。だからこそ長年、ナインボールは世界中のトーナメントの場でも戦われ続けています。

■使用するボール
1番~9番ボールまでの的球9個と手球。

■ラックの組み方
ブレイクショットをする側から見たラックの頂点に1番ボール、その後ろ3列目の中央に9番ボール、一番後ろに2番ボールを配置します。その他のボールは任意の位置で構いません

■ゲームの目的
相手より先に9番ボールをポケットする。

■基本ルールのポイント
プレーの権利を持っているプレイヤーは、ショットの際、最初に必ずテーブル上に残っている最小番号の的球に手球を当てなければなりません。

テンボール

的球が1個増えて、ラックの形状が菱形から三角形に変わっただけで、相手より先に10番ボールをポケットすれば勝ちとなる部分はナインボールと同じです。しかし、テーブル上に的球が1個増えただけで、最小番号の的球から順番に当ててポケットしていくという制約を守りながら、最後の10番ボールまでミスせずに落とし続ける『ブレイクランアウト』(マスワリ)の難易度はアップします。その上テンボールでは、自分がシュートする的球と、入れるポケットを指定する「コールショット」ルールが採用されているため、さらに難易度が上がっていると言えるでしょう。真のビリヤード力が試されるということで、ハイレベルなプレイヤーに好まれる傾向にあり、現在は国内・海外に関わらず、テンボールを種目としたトーナメントの数が多くなってきています。

■使用するボール
1番ボール~10番ボールまでの的球10個と手球。

■ラックの組み方
ブレイクショットをする側から見たラックの頂点に1番ボール、その後ろ3列目の中央に10番ボールを配置します。4列目の両端に2番ボール、3番ボールを配置(左右は任意)。その他のボールは任意の位置で構いません。

■ゲームの目的
相手より先に10番ボールをポケットする。

■基本ルールのポイント
ブレイクショット以外のすべてのショットで、自分がシュートする的球と、入れるポケットを指定する「コールショット」ルールが適用されます。また、プレーの権利を持っているプレイヤーは、ショットの際、最初に必ずテーブル上に残っている最小番号の的球に手球を当てなければなりません。

エイトボール

エイトボールの一番の大きな特徴は、1番~7番までのローボール(ソリッド)9番~15番までのハイボール(ストライプ)のどちらかを自分のグループボールとして、そのボールをポケットしていくことと、グループボールであれば、番号に関係なくどの的球からポケットしても構わないという部分です。つまり、狙いやすい的球からポケットしていけるため、「シュートを決める」というポケットビリヤード最大の快感を簡単に味わえるゲームとも言えます。ただし、本当にハイレベルな勝負をするとなれば、ショットの選択肢が増える分、戦略性と緻密な技術が必要とされます。

■使用するボール
1番~15番ボールまでの的球15個と手球。

■ラックの組み方
ラックの中央に8番ボール、5列目両端にハイボールとローボールを配置(左右は任意)。その他のボールは任意の位置で構いません。

■ゲームの目的
相手より先に8番ボールをポケットする。

■基本ルールのポイント
ブレイクショットとテーブルオープン時のショット以外で、自分がシュートする的球と、入れるポケットを指定する「コールショット」ルールが適用されます。自分のグループボール決定後は、それをすべてポケットし終えた後に8番ボールをポケットします。また、グループボール決定後は、プレーの権利を持っているプレイヤーは、ショットの際、最初に必ず自分のグループボールに手球をヒットさせなければなりません。

キャロムビリヤードとは

キャロムビリヤードとは

自分の撞いた手玉が2個の的球に当たれば得点になる競技。昔ながらの日本の四つ球もそのひとつです。海外ではフレンチビリヤードとも呼ばれヨーロピアンテイストにあふれています。もちろん台にポケットはありません。

スリークッション

日本のビリヤードの歴史において、ポケットビリヤードよりも先に普及したのが、ポケットのないテーブルを使い、手球を複数の的球に当てることで得点となるキャロムビリヤード。スリークッションはその中にあって、現在最も多くのプレイヤー達が楽しんでいるメインゲームと言えるでしょう。使用するボールは白、黄、赤の3つだけで、ルールも至ってシンプル。けれどもスリークッションには、手球を思い通りにコントロールする喜びという、ビリヤードの大きな醍醐味がたくさん詰まっているのです。

■使用するボール
白ボール、黄ボール、赤ボールの3個。その内、先攻プレイヤーの手球は白ボールで、黄と赤が的球となる。後攻プレイヤーの手球は黄ボールで、白と赤が的球となる。

■初期配置
黄ボールと赤ボールをそれぞれ所定の位置へ、先攻のプレイヤーの手球となる白ボールも所定のサーブスポットに置く。

■ゲームの目的
相手より先に規定の得点に達する。

■基本ルール
ポイント手球を撞いて二つの的球に手球を当てます。その際、二つ目の的球に当たる前までに、必ず手球が3回以上クッションに入らなければなりません。ショットに成功すれば1点となります。